公益法人への終わりなき想い
―法制、法人改革の取組みから―

遠藤直哉
(えんどう・なおや (弁)フェアネス法律事務所代表弁護士・法学博士)  私の人生は公益一筋といっても過言ではない。これまで歩んだ道のりの中で培った公益法人への想いを、 2 つの視点で話していく。1 つ目の視点は法的側面から法人運営への想いである。弁護士に従事すること50年。私は会社、社団、財団、学校、寺社などの裁判や相談に携わってきた経験をもとに『新団体法論』(信山社、2022年)を上梓した。同書をまとめるにあたり、すべての団体を扱う中で、行政機関、地方自治体、国家までを包摂した構想を固めた。世界でも初めての試みといえるだろう。同書では国民主権と国家主権の間に、団体主権を位置づけた。つまり、国家は国民主権の下に法令(ハードロー)を生み出し、国家主権で行使する。行政機関と団体や会社は、団

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