第3回 理念と現実の狭間で
2025年09月14日

国家公務員A
霞が関界隈に幾星霜。右をみて、左をみて、真ん中を進む。そうありたいと思って仕事をしてきました。 前2回は、合議制機関の判断という理念と現実の不協和音の話をしました。今回は、すこし、新たな要素を足してみたいと思います。
なお、記載した内容は、筆者の個人的な記憶に基づく感想・個人的意見であり、いかなる意味でも所属組織、委員会の考え方を示すものではありません。
公益を言葉で表現することはできるのでしょうか?奨学金の支給のように分かりやすいものは簡単です。しかし、スポーツ興行やイベントの開催などで、非公益との境界線が近づいてくると、何が公益と私益/共益/不利益を分けるのかは、簡単に表現することはできません。正直、境界線を文字で表すことができるのか、疑問に思っています。
公益が、不特定多数の者の利益の増進を意味するとして、多数の者の利益と同時に少数の者の不利益がある場合は公益なのか?多数の者の「利益」によって「共有地の悲劇」注1が生じるような場合はどうか?「UFO」や「超能力」の研究により不特定多数の者のどのような「利益」が増進するか?トヨ
霞が関界隈に幾星霜。右をみて、左をみて、真ん中を進む。そうありたいと思って仕事をしてきました。 前2回は、合議制機関の判断という理念と現実の不協和音の話をしました。今回は、すこし、新たな要素を足してみたいと思います。
なお、記載した内容は、筆者の個人的な記憶に基づく感想・個人的意見であり、いかなる意味でも所属組織、委員会の考え方を示すものではありません。
公益を言葉で表現することはできるのでしょうか?奨学金の支給のように分かりやすいものは簡単です。しかし、スポーツ興行やイベントの開催などで、非公益との境界線が近づいてくると、何が公益と私益/共益/不利益を分けるのかは、簡単に表現することはできません。正直、境界線を文字で表すことができるのか、疑問に思っています。
公益が、不特定多数の者の利益の増進を意味するとして、多数の者の利益と同時に少数の者の不利益がある場合は公益なのか?多数の者の「利益」によって「共有地の悲劇」注1が生じるような場合はどうか?「UFO」や「超能力」の研究により不特定多数の者のどのような「利益」が増進するか?トヨ
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