【相談室質疑応答事例紹介】社団法人における会費の考え方と会計処理
2021年06月30日
【質問】当社団法人では会員になるには申込書に記入して、年会費の納入をもって正式に会員になり、会員としての権利を有することになります。その後は、年度末までに、退会の申出がなければ、自動的に継続会員となり、翌年度の会費は翌年度開始までに会費を納入することとされています。そこで、会費の考え方及び会計処理についてご教授ください。【回答】
会員からの会費を主な財源として事業を運営している法人にとっては、会費の納入時期及び受取会費の計上時期は重要であり、また、未納会費の徴収をどこまで行うのかは未納会費の金額とその徴収に係るコストとの比較も考えて判断しなくてはなりません。その判断によって、会計処理も違ってきます。
会員からの会費を主な財源として事業を運営している法人にとっては、会費の納入時期及び受取会費の計上時期は重要であり、また、未納会費の徴収をどこまで行うのかは未納会費の金額とその徴収に係るコストとの比較も考えて判断しなくてはなりません。その判断によって、会計処理も違ってきます。
1 新規会員の会費について
今まで非会員であった方が会員となるには、まず、会員の募集要項この記事は有料会員限定です。