満期保有目的債券の保有目的の変更等について
2020年03月18日

遠島敏行
(とおしま・としゆき 公認会計士)【質問】当法人は、多額の満期保有目的債券(以下「満期保有債券」という。)を保有しています。最近、債券を取り巻く環境の変化が著しく、取得した時の利回りを上回る条件の銘柄が現れました。乏しい財源を少しでも増やす必要があり、より有利な債券へ乗り換えたいと考えています。この度、利回りの良い債券の購入を勧められ、保有している満期保有債券のうち1銘柄を処分して乗り換えたいと考えています。その際、この行為について、何か問題は生じますでしょうか。また当法人は、満期保有債券の評価方法は、取得価額で計上することとしており、償却原価法を採用していません。平成20年会計基準を導入した時期は、ほとんどの銘柄が取得金額と額面金額との差額(取得差額)が少額であり、重要性に乏しいと判断したため
(とおしま・としゆき 公認会計士)【質問】当法人は、多額の満期保有目的債券(以下「満期保有債券」という。)を保有しています。最近、債券を取り巻く環境の変化が著しく、取得した時の利回りを上回る条件の銘柄が現れました。乏しい財源を少しでも増やす必要があり、より有利な債券へ乗り換えたいと考えています。この度、利回りの良い債券の購入を勧められ、保有している満期保有債券のうち1銘柄を処分して乗り換えたいと考えています。その際、この行為について、何か問題は生じますでしょうか。また当法人は、満期保有債券の評価方法は、取得価額で計上することとしており、償却原価法を採用していません。平成20年会計基準を導入した時期は、ほとんどの銘柄が取得金額と額面金額との差額(取得差額)が少額であり、重要性に乏しいと判断したため
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