【景気短評】コンセンサス予測の有効性
2019年08月14日
門多 治
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
昨年本誌9月1日号でコンセンサス予測を外部利用者として紹介したが、今春から筆者がその集計担当となったこともあり、仕組み、活用法等につき、改めて紹介する。
日本のコンセンサス予測(短期の経済予測の平均)情報は、毎月1回、40余りの民間予測機関の景気見通しの予測値を集計し、平均値等を公表しているESPフォーキャストで入手することが可能である(日本経済研究センター〔以下、「JCER」という。〕アンケート集計、以下、「ESPF」という。)。コンセンサス予測は、いわば日本を代表するエコノミストの景気の先行きについての平均的な見方ということになる。
ESPFの内容は結構幅広いが、JCERのHPには、ESPF有料会員以外に対しても、主要経済指標のESPF予測値の平均(コンセンサス)、高位
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