【声に出して読みたいガイドライン】第19回:公正さの公表が求められる表彰・コンクール、競技会
2019年07月31日
出口正之
(でぐち・まさゆき 国立民族学博物館名誉教授・元内閣府公益認定等委員会委員)
(でぐち・まさゆき 国立民族学博物館名誉教授・元内閣府公益認定等委員会委員)
1. 「表彰」に求められる公正な選考
今回の「表彰、コンクール」も前回に解説した「⒀助成(応募型)」と似ています。選考の質や公正性が担保されていることはもちろんですが、その方法はむしろ「手続的多様性」の中で、行政が手取り足取り指示するのではなく、法人側が理事会の中でしっかりと議論していくことが大切です。公益法人制度改革後も、一部で表彰に関する不正があったのではないかとのニュースが報道されたりしています。選考にあたって実際にお金が動いたというようなことがあれば、論外です。法人自らが掲げた公益の目的に照らして妥当な選考手段を持っているということが大切だと考えます。
早速、該当するガイドラインのチェックポイントを見ていきましょう。
【チェックポイント】
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