【解説】第三セクターの現況と問題点（後編）
2018年06月13日
上松公雄
（うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会客員研究員）
（うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会客員研究員）
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- 時事解説・第三セクター
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- Ⅴ 経営状況１ 経常損益の状況２ 純資産（又は正味財産）の状況Ⅵ 財政的支援の状況１ 地方公共団体からの補助金の受入れ２ 地方公共団体からの借入れの状況Ⅶ 個別法人における財政的リスクの状況まとめ（承前）
Ⅳ 第三セクターによる公共施設の管理運営状況
第三セクターが行う具体的な事業としては、会館や図書館、スポーツ施設、美術館、博物館などの公共施設の管理運営が、その主要なものとして挙げられる。次頁【表8】に示すとおり、実際に、第三セクターのうち、指定管理者として公共施設の管理運営を行っている法人の割合は高いものとなっている。
【表8：法人形態別状況】 また、業務分野別に、指定管理者として指定されている法人数の割合を確認すると、観光
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