再雇用制度の見直しとキャリア設計支援でのシニア世代の有効活用
2018年06月06日

栗原裕則
(くりはら ひろのり 中小企業診断士)
(くりはら ひろのり 中小企業診断士)
60歳定年後の再雇用制度導入後、再雇用職員の仕事への意欲の低さや定年を控えた職員が定年後の生活や自己の状況に不安を感じ仕事に集中出来ない等の影響が、他の職員への不満にも繋がり、以前に比べ組織の一体感が弱体化しています。
1 終身雇用制度と年金制度
従来、法人は終身雇用という長期雇用制度によって人材を安定的に確保していました。正規職員にとって解雇に厳しい規制があるため、定年迄の生活に不安なく仕事に集中できました。そして昇給・昇格により年齢と共に給与も上昇し、仕事への意欲が保たれ、チームが協力して活動するために欠かせない組織の一体感にも良い影響を与えていました。この制度は長い歴史の過程で改良され日本の文化、風土に合ったものでした。特に結婚し家庭を持ち子どもを育
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