【景気短評】2018年の日本の景気

門多 治
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)

 年初にあたって、今回は2018年の景気を見通してみよう。
 日本経済研究センターが毎月行っているESPフォーキャスト調査(ESPF、約40名の民間経済予測機関のチーフエコノミストへのアンケートの平均)では、12月調査(12/11締切)で17年度1.8%、18年度1.2%の実質成長率予測だった。18年度は前年より減速するものの、1 %弱と見込まれる潜在成長率を小幅ながら上回る実質成長が見込まれている。景気拡大が続くというスタンスに立つと、フォーキャスターの中の強気8 名(高位8 名)の平均を採用した方が良いという経験則に従うと17年度2.0%、18年度は1.5%の成長だ。官民需要別には、18年度は民間内需で1.0%(高位8 名では1.4%)、外需で0.1%(同0.3%)を稼ぎ、公共投資

この記事はシェアコモン200利用法人限定です。

利用法人の方は、下記からログインしてください。
シェアコモン200のサービスについて、詳しく知りたい・登録したい方はお問合せください。

ログイン

無料登録いただくと、公益・一般法人に関する無料登録の方限定記事や
各月の作業内容をつかめる実務カレンダーがお読みいただけます。

  1. 公益法人・一般法人に特化した専門書籍を10%オフで購入できます!
  2. 最新の法改正に関するセミナーなどの情報を受け取れます!
  3. よくある相談と専門家の回答をメールにてお届けします!
無料登録はこちら