【景気短評】2018年の日本の景気
2018年03月06日
門多 治
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
年初にあたって、今回は2018年の景気を見通してみよう。
日本経済研究センターが毎月行っているESPフォーキャスト調査(ESPF、約40名の民間経済予測機関のチーフエコノミストへのアンケートの平均)では、12月調査(12/11締切)で17年度1.8%、18年度1.2%の実質成長率予測だった。18年度は前年より減速するものの、1 %弱と見込まれる潜在成長率を小幅ながら上回る実質成長が見込まれている。景気拡大が続くというスタンスに立つと、フォーキャスターの中の強気8 名(高位8 名)の平均を採用した方が良いという経験則に従うと17年度2.0%、18年度は1.5%の成長だ。官民需要別には、18年度は民間内需で1.0%(高位8 名では1.4%)、外需で0.1%(同0.3%)を稼ぎ、公共投資
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