【公益NEWS拡大鏡】市の外郭一般法人のあるべき法人の運営
2018年04月24日
上松公雄
(うえまつ・きみお 税理士)
(うえまつ・きみお 税理士)
新潟日報 平成30年3 月17日朝刊
『佐渡で不適正会計処理 赤泊振興公社 市の監査委員指摘』
3月17日の新潟日報によれば、佐渡市の一般財団法人赤泊振興公社(以下、「公社」という。)において、不適正な経理が続いていた問題が発覚し、その監査結果が同月22日、市のHPで明らかになった。これによると、2012年度以後、定められた期間内に監事監査の実施や理事会を開催せず、現金出納帳及び基本財産明細帳が作成されていなかった。さらに、その所有する償却資産について償却資産税の申告もしていなかったとされる。また、2016年度に佐渡市が公社に補助金を支出しているが、市が公社の経営状況を示す決算報告書の内容を十分に確認しないまま、議会に報告をしていたことも指摘され
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