【解説】法人契約の損害・生命保険の会計処理と税務上の取扱い
2018年06月28日
里見良子
（さとみ・りょうこ 公認会計士・税理士）
（さとみ・りょうこ 公認会計士・税理士）
- CATEGORY
- 会計・税務・保険
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- 1 役員損害賠償保険 2 その他法人が加入する保険 Ⅱ 生命保険 1 生命保険契約のメリットとデメリット 2 生命保険の種類 3 生命保険の会計処理と税務上の取扱い まとめ
Ⅰ 損害保険の会計処理
1 役員損害賠償保険
【役員の義務・責任】
公益法人、一般法人とその理事、監事、会計監査人及び（財団法人の）評議員は、委任の関係にあります（一般法人法64条、172条1項）。
一般的に民法の規定（644条）により、委任を受けた者（受任者＝理事・監事・会計監査人・評議員）は、「善良な管理者の注意をもって、委任事務を処理する義務」（善管注意義務）を負っています。
このため、理事、監事、会計監査人及び評議員は、常勤・非常勤
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