為替差損益の財務諸表上の取扱い
2018年10月04日
亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当法人では、債券運用を主な収入源としてきましたが、近年の超低金利の中、財源確保の観点から外貨建債券を保有することとしました。決算時において、決算時の為替相場による円換算額を付さなければならないと聞きました。決算時における換算差額の会計処理について、「短期の資金を運用した場合」と「長期の資金を運用した場合」について教えてください。また、基本財産、特定資産、さらには、一般正味財産を財源にした場合と指定正味財産を財源にした場合についても教えてください。【回答】
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当法人では、債券運用を主な収入源としてきましたが、近年の超低金利の中、財源確保の観点から外貨建債券を保有することとしました。決算時において、決算時の為替相場による円換算額を付さなければならないと聞きました。決算時における換算差額の会計処理について、「短期の資金を運用した場合」と「長期の資金を運用した場合」について教えてください。また、基本財産、特定資産、さらには、一般正味財産を財源にした場合と指定正味財産を財源にした場合についても教えてください。【回答】
1 公益法人会計基準における「為替差損益」の取扱い
公益法人会計基準(平成20年4 月11日、内閣府公益認定等委員会、改正平成21年10月16日)(以下、「会計基準」という。)この記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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