【会計バカ一代】其之三十四 どちらを採るべきか!!

古市雄一朗
(大原大学院大学准教授)

会計学者の座右の銘!!

 皆さんは、好きな格言やことわざをお持ちだろうか。個人的には「濡れ手に粟」「棚からぼた餅」といった言葉に魅力を感じるが、会計学者としては「とらぬ狸の皮算用」といった会計用語にまつわる言葉も捨てがたい。ちなみに苛烈な原稿の催促で有名な担当編集者の好きな言葉は「胡麻の油と農民は、絞れば絞るほど出るものなり」だそうで、本人の中では「胡麻の油と原稿は、絞れば絞るほど出るものなり」と変換されているそうだ。まさに悪徳代官さながらである。水戸黄門が印籠を持ってか弱い会計学者(私のことだ)を助けに来るのを願うばかりだ。

皮算用ばかりする人は危険人物!!

 ちなみにこのとらぬ狸の皮算用という言葉は、手に入るかどうかわからないものについてあれこれ考えるという
                           

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