こんな職場はダメだ!! 適正な『経理環境構築』のポイント
事例で見る証憑書類の整理と運用のポイント
~納品書・請求書・領収書等~
2020年08月25日
船山奨
(ふなやま・しょう 税理士)
(ふなやま・しょう 税理士)
公益法人や一般法人の経理担当者にとって、証憑書類の整備体制を構築することは業務上のミスを防ぎ、ひいては横領等から法人の財産を守ることに繋がる。ここでは、慣例や誤解から実務担当者が陥りやすい事例を示し、その解決方法を紹介する。
はじめに
公益法人や一般法人の証憑類の整備体制を整えることの重要性を考えてみたい。法人にとって寄附者・会員・関係省庁への報告や内部外部の監査対応、理事らの運営管理には、適切な基準に従った正確な経理書類の作成が必要であるが、タイムリーな報告のためには、書類が正しく管理されていることが前提となってくる。
また、横領などから法人の財産を守るためには、取引毎のチェックや防止するための決済・稟議などの仕組みづくりが欠かせないが、そこでも書
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