債務の支払いに充当する特定資産とワンイヤールール(一年基準)で振り替えられた流動負債との対応関係及び流動比率
2020年12月14日
亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当法人は教育事業を実施しており、当該事業で使用する実習用機器を購入しようと思っていましたが、リースにした方が保守や料金の面からも有利なので、5 年間のリース(ファイナンス・リース)にしました。そこで、当該機器の購入に充てるために設定していた積立預金(特定資産)を取り崩し、当該リース債務の支払いに充てるための積立預金を設定しました。決算時に1 年以内に支払う予定のリース債務はワンイヤールールにより固定負債から流動負債に振り替えましたが、その支払財源となる積立預金はどのようにすればよいのでしょうか。ご教授ください。
【回答】
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当法人は教育事業を実施しており、当該事業で使用する実習用機器を購入しようと思っていましたが、リースにした方が保守や料金の面からも有利なので、5 年間のリース(ファイナンス・リース)にしました。そこで、当該機器の購入に充てるために設定していた積立預金(特定資産)を取り崩し、当該リース債務の支払いに充てるための積立預金を設定しました。決算時に1 年以内に支払う予定のリース債務はワンイヤールールにより固定負債から流動負債に振り替えましたが、その支払財源となる積立預金はどのようにすればよいのでしょうか。ご教授ください。
【回答】
1 ワンイヤールールと流動と固定の区分
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