景気拡大の終わり方
2018年07月04日

山澤成康
(やまさわ・なりやす 総務省統計委員会担当室室長)
(やまさわ・なりやす 総務省統計委員会担当室室長)
景気は拡大期が続いており、茂木敏充経済財政・再生相は2017年8月の月例経済報告で、戦後2番目の長さのいざなぎ景気に並んだ可能性を示唆した。
高度成長期のいざなぎ景気の時は実質国内総生産(GDP)が70%増えたが、今回の景気拡大期では7%の増加にとどまっている。ただ、年率換算すると平均1.5%成長で、低成長時代としては健闘している。
これまで最長だったのは2002年1月に始まり2008年2月に終わった景気拡大期だ。中国の高成長で輸出が増えた。この時も成長率は年率1.5%程度で、這うような景気拡大だった。現在の景気が過去最長になるには今後1年半くらい景気拡大期が続く必要がある。
現在の景気はどのような終わり方をするだろうか。以前は金融政策など国内要因で景気が終わってい
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