【会計バカ一代】其之四十  会計は文学でもある!!

古市雄一朗
(大原大学院大学准教授)

勇気と希望を与える存在になりたい!!

 思うところあってこの連載の在り方について今一度考え直してみると、誌面は締切が守れないことに対する絶望と担当編集者への愚痴で埋め尽くされている。
 そもそも本連載は、新進気鋭の会計学者が身近にある簿記・会計学の話題を切れ味鋭く分析し、読者の皆さんの会計知識の拡充に貢献させていただくという高邁な理想のもとにスタートした(はずである)。その理想が達せられないという現実を目の当たりにした時に多くの文筆家であれば、自分に絶望し筆を折るところであろう。
 しかし、人にはそれぞれ与えられた役割というものがある。より精緻な文章の執筆にその人生をかける人もいれば、私のように、文章が下手でも、編集者に怒られながらも、何とか紙に字を並べたものをまとめる事
                           

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