ダイバーシティ&インクルージョンに向けた取組み
2021年07月13日
横澤麻加里
(よこさわ・あかり 中小企業診断士)
(よこさわ・あかり 中小企業診断士)
近頃「ダイバーシティ&インクルージョン」(以下、「D&I」とする。)という言葉を聞くようになったのですが、法人としてどのような取組みをする必要があるのでしょうか。
1 なぜ今、D&Iなのか
「ダイバーシティ」というのは個々の多様性を意味する言葉であり、日本では、2003年の経団連レポートにおいて使われ始めるなど、2000年代に入り浸透してきました。近年では、多様性の受容や活用を表す「インクルージョン」という言葉とともに、D&Iを経営課題として取り組む法人が増えています。この背景には、社会が不確実で複雑な変化に富んでいることや、少子高齢化による労働人口の減少があり、従来のような男性重視・終身雇用・年功序列に代表される均質的な体制では
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