『スポーツ団体ガバナンスコード』と公益法人制度との関係【前編】
2021年07月21日
梅本寛人
(うめもと・ひろと 弁護士)
(うめもと・ひろと 弁護士)
- CATEGORY
- 会計実務・ガバナンス・コード
- 対象法人格
- 公益法人・一般法人
- 対象部署
- 経 理
- 対象職位
- 役員・管理職
目 次
- はじめに
- Ⅰ 「スポーツ団体ガバナンスコード」の概要
- 1 ガバナンス・コードとは何か?
- 2 「スポーツ団体ガバナンスコード」の策定とその背景
- 3 各コードの概要
- Ⅱ NFコードの13個の原則への対応
はじめに
本来であれば、昨年(2020年)はオリンピックイヤーであり、アスリートの素晴らしい活躍によってスポーツが大いに注目を集める年であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大という予想もしない事態により、周知のとおり、オリンピックは本年(2021年)に延期となった。本稿執筆時点(2021年5月)では、予定通りに開催されるとの方針は維持されているようであるが、コロナ禍は依然として収束しておらず、実際にオリンピックが開催されるのか予断を許さない状況となっている。また、各種のスポーツ大会も、軒並み中止又は延期され、あるいは無観客で開催されるなど、スポーツにとって、コロナ禍の影響は計り知れない。
このように、コロナ禍
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