リース取引の会計処理
2021年09月14日
内野恵美
(うちの・めぐみ 公認会計士) 【質問】当法人では、従来購入していた作業・運搬用の車両や事務用機器(コピー機、パーソナルコンピュータ等)を、今後の更新においてリース契約での利用に切り替えることを検討しています。リース契約を導入する場合の会計処理や財務情報の開示における留意点をご教示ください。 なお、導入を検討しているリース物件は、いずれも特別仕様等ではなく、契約期間終了後の物件の買取り等も予定していません。
【回答】
(うちの・めぐみ 公認会計士) 【質問】当法人では、従来購入していた作業・運搬用の車両や事務用機器(コピー機、パーソナルコンピュータ等)を、今後の更新においてリース契約での利用に切り替えることを検討しています。リース契約を導入する場合の会計処理や財務情報の開示における留意点をご教示ください。 なお、導入を検討しているリース物件は、いずれも特別仕様等ではなく、契約期間終了後の物件の買取り等も予定していません。
【回答】
1 リース取引の意義
リース取引は、法的にはリース物件の賃貸借契約の形式を取る一方で、経済的実質としては物件の購入と同じ効果を持つ取引とみなされる場合には、会計上、売買取引として処理されます。当該処理は、ファイナンス・リース取引を対象とし、それ以この記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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