補助金を財源とするリース取引の会計処理と収支相償

亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】 私は、公益財団法人の経理担当です。弊法人では什器備品について、リースをしています。当該リースは、ファイナンス・リース取引に該当し、リース期間は 5 年間です。元本返済額及び支払利息を含めたリース料は毎月同額で 5 年間にわたって支払います。毎年、リース料の支払額と同額の補助金が交付されます。
 当該リース取引及び補助金に関する会計処理について、ご教授ください。支払利息の各年度への配分を利息法による場合と定額法による場合の収支相償との関係についても教えてください。

 
【回答】

1 リース取引の会計処理

 リース取引は、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分かれます。
 また、フ

この記事はシェアコモン200利用法人限定です。

利用法人の方は、下記からログインしてください。
シェアコモン200のサービスについて、詳しく知りたい・登録したい方はお問合せください。

ログイン

無料登録いただくと、公益・一般法人に関する無料登録の方限定記事や
各月の作業内容をつかめる実務カレンダーがお読みいただけます。

  1. 公益法人・一般法人に特化した専門書籍を10%オフで購入できます!
  2. 最新の法改正に関するセミナーなどの情報を受け取れます!
  3. よくある相談と専門家の回答をメールにてお届けします!
無料登録はこちら