登記の間違いを防止するための留意点
2023年04月14日
北詰健太郎
(司法書士)
当法人は、主たる事務所の所在場所の移転登記を行いましたが、誤って住所の記載を間違えてしまいました。こんな場合はどうすればいいのでしょうか。(司法書士)
一 訂正は簡単ではない
「登記を間違えるなんてことがあるの?」と思われた読者も多いかもしれませんが、主たる事務所の所在場所などを間違えて登記してしまう事例は少なくありません。誤って登記してしまうと、訂正は簡単にはできませんので注意が必要です。登記申請の仕組みや注意点を理解することでミスを少なくすることができます。二 登記申請の仕組み
登記申請を経験された方はご理解いただけると思いますが、登記申請する場合、申請書と理事会議事録等の添付書面を作成し、登記してほしい事項については、それらのこの記事は有料会員限定です。