SNS活用における法的落とし穴
2023年07月14日
鬼澤秀昌
(おにざわ・ひでまさ 弁護士)
(おにざわ・ひでまさ 弁護士)
Ⅰ はじめに
読者の皆さんが団体の活動について様々な情報を発信していく上で欠かせないのが Twitterツイッター や Facebookフェイスブック、YouTubeユーチューブ 等のSNSです。積極的に活用することで、団体の取組みや課題の啓蒙や、寄付の獲得などに貢献します。しかも広告費がかからずにできることが多いのが最大のメリットです。財源に限りがある非営利団体にとって、費用対効果の高い魅力的なツールだと思います。ところがSNSは「悪い方向でバズる(=炎上する)」と、団体の損害が大きくなりかねません。つまり一歩間違えると大問題になりかねない、言わば “諸刃の剣” でもあります。
そこで本記事では、法的な観点を検討するのみ
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