【論壇】協同組合における共益性と公益性

鷹野 宏行
(たかの・ひろゆき 武蔵野大学教授)
武蔵野大学経営学部会計ガバナンス学科教授。慶應義塾大学商学部卒業。慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。大原大学院大学准教授を経て、2014年4月より現職。(公社)非営利法人研究学会常任理事。中小企業組合士試験委員。共訳に『FASB・NPO会計基準』中央経済社、2001年4月。その他論文多数。 協同組合は、特定の地域における助け合い、特定の職域における助け合い、社会的弱者の相互扶助を目的として設立された非営利組織である。組合員の存在を前提とした共益的な組織である。各種協同組合法の設定当初の理念や立法趣旨の組合員の相互扶助を目的とした非営利活動を行う団体から変容を遂げており、上場企業に匹敵する事業規模をもつ巨大な協同組合が存在している。また、税制上の観点から鳥瞰(ちょうかん)すると、フ
                           

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