【NEWS】130万円超も雇用主の証明で扶養内に
“年収の壁”廃止へ暫定措置

 厚生労働省は本年9月、「年収の壁・支援強化パッケージ」を公表した。これは年収額が一定を超えた場合、パートやアルバイトで働く職員の手取りが減少する「年収の壁」問題への対応策となる。具体的には、130万円を超えた場合でも雇用主である法人側が超過分を一時的な収入増であると証明書を発行することで、配偶者等の扶養にとどまれるようにするものだ。また、職員が101人以上の法人の場合、社会保険料負担が発生する106万円の壁については、法人側への助成金により労働者の実質手取り額が減少しない対策が講じられた。以下に参考までに資料の一部を掲載する(編集部:岩見翔太)。年収の壁・支援強化パッケージ(抄)令和5年9月27日
厚生労働省出典:厚生労働省Webサイト「年収の壁・支援強化パッケージ」
                           

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