公益法人会計検定試験の出題分析
― 2 級試験(第 5 回)―

今枝千樹
(いまえだ・ちな 愛知産業大学准教授)
  • CATEGORY
    • 会計実務
  •  対象法人格 
    • 公益法人
  •  対象職位 
    • 管理職・職員
目  次

Ⅰ はじめに

 本稿は、本誌編集部の依頼により、2023年 11月25日に全国公益法人協会主催で開催された「第 5 回公益法人会計検定試験( 2 級)」 について解説したものである(試験問題は稿末に掲載したQRコードより参照)。本稿で示す解答例を適宜参照しながら、試験問題のポイントに関する理解を深めて頂けると幸甚である。なお、本稿における解説と解答例は、筆者個人の見解に基づくものであり、試験委員会の公式見解とは一切関係ないことをあらかじめお断りしておく。

Ⅱ 【第 1 問】のポイント

 公益法人が行う非営利活動においては、多くの場合、自己の提供するサービスのコストをサービスの対価たる収入で賄うことは困難であるため、不足

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