第27回 無期労働契約への転換申込
2025年04月14日

小島信一
(こじま・しんいち 特定社会保険労務士) 毎年、年度末になると労働契約期間に定めのある職員との間で、契約を更新するか、はたまた通算5年を超える者の無期転換についてどうするのかを考慮することになる。労働契約は大きく「有期」と「無期」に分かれるが、一体何が違うのだろうか。
(こじま・しんいち 特定社会保険労務士) 毎年、年度末になると労働契約期間に定めのある職員との間で、契約を更新するか、はたまた通算5年を超える者の無期転換についてどうするのかを考慮することになる。労働契約は大きく「有期」と「無期」に分かれるが、一体何が違うのだろうか。
1 有期労働契約
有期労働契約とは、契約期間が定められている労働契約を指す。契約書には「〇年〇月〇日から◇年◇月◇日まで」と明記され、期間満了後に契約更新があるのかどうかを定める。特徴としては、以下の3点があげられる。① 契約期間がある(通常は最大3年、例外として5年まで延長可能)② 更新の可否は使用者がある程度決められる③ 期間満了すると原則として契約は終了する 労働法がほかの法律と異なる点は、特徴の②にあるよう月刊公益オンラインとは
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