公益法人制度の変革と進化
―出資がもたらす新たな展開―
2025年04月30日

大内隆美
(おおうち・たかみ (一社)構想日本 プロジェクトリーダー(公益法人担当)) 明治時代にまで遡さかのぼる公益法人制度は2008年の改革が大きな転換点となり、主務官庁制が廃止されるとともに法人の設立手続と公益性の判断が分離されるなど大幅な改正が行われた。その後も社会情勢の変化に合わせた検討が続けられ、昨年成立した改正認定法が、本年4月1日から施行されている。その主なポイントは次の3 つである。① 財務規律の柔軟化・明確化(より自由な資金活用の促進)
公益活動を支える資金の活用の幅を広げ、法人の持続的な発展を可能にする。② 行政手続の簡素化・合理化(より柔軟な事業展開の実現)
申請・認定手続の負担を軽減し、法人が迅速かつ柔軟に公益活動を行えるようにする。③ 自律的ガ
(おおうち・たかみ (一社)構想日本 プロジェクトリーダー(公益法人担当)) 明治時代にまで遡さかのぼる公益法人制度は2008年の改革が大きな転換点となり、主務官庁制が廃止されるとともに法人の設立手続と公益性の判断が分離されるなど大幅な改正が行われた。その後も社会情勢の変化に合わせた検討が続けられ、昨年成立した改正認定法が、本年4月1日から施行されている。その主なポイントは次の3 つである。① 財務規律の柔軟化・明確化(より自由な資金活用の促進)
公益活動を支える資金の活用の幅を広げ、法人の持続的な発展を可能にする。② 行政手続の簡素化・合理化(より柔軟な事業展開の実現)
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