第3回 無自覚なハラスメント? コンプライアンスの観点から見る行為と対策

宮本剛志
(みやもと・つよし メンタル・リンク代表取締役社長・公認心理師・シニア産業カウンセラー) 「良かれと思って」の行動が、無自覚なハラスメントにつながることがあります。特に古い慣習が残りがちな公益法人では加害者に自覚がないケースも。第3 回となる本稿では、こうした“境界線があいまいな行為” について、具体的な対応策や事例を交え解説します。 

無自覚なハラスメント加害者の3つの特徴

 無自覚なハラスメント加害者には3 つの特徴があります。① ハラスメントの知識が不足 ハラスメントとは何なのか、境界線はどこにあるのか知らないために加害者になってしまうことがあります。② 自己理解が不足 自分がどんなハラスメントをしてしまう可能性があるのか理解していないために加害者になってしまうことがあります。③ コミュニケーションパターンが単一 さまざまなタイプの相手に合わせたコミュニケーションのパターンを持っていないため、自分のやり方にこだわり、行き過ぎて、加害者になってしまうことがあります。
 まずは、「①ハラスメントの知識が不足」を解消するために、

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