登記制度の社会での役割を理解しよう!

北詰健太郎
(きたづめ・けんたろう 司法書士)
 毎年定時総会のあとの役員の変更登記を担当していますが、そもそも何故登記をしなければならないのでしょうか?自分の仕事が社会とどうつながっているのか知りたい気持ちもあるのですが。
 

一 登記制度とは

 登記制度とは、国が運営する登録・公示制度であり、法人に関する情報、不動産に関する情報などを登録・公示し、円滑な社会活動を支えています。読者の方が関わることが多いのは、いくつかある登記制度のうち「商業・法人登記」という制度です。これは、法人に関する一定の事項を法人登記簿という国家が備えた帳簿に記録して広く一般に公示し、商取引の安全を円滑に寄与するとともに、その信用維持を図ることを主たる目的としています(商業登記法1 条)。

二 法務局とはなにか?

 登記

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