【公益NEWS拡大鏡】公益法人の「協会葬」に問題はあるか?
2020年05月13日
上松公雄
(税理士)
(税理士)
朝日新聞 平成27年12月23日朝刊
「大横綱に別れ 北の湖親方 協会葬」
昨年末、大相撲の元横綱で日本相撲協会理事長、北の湖親方の小畑敏満氏が死去し、協会葬がしめやかに行われたが、本誌読者ならば気になるのが、公益法人が特定の個人を弔うことについての「公益性」だろう。今回、立場の異なる2人の識者より見解を得た。まず、税理士として多くの公益法人と関わる上松氏の「特別の利益」にあたると見られるのではないか、と懸念する見解を掲載する。
▶解説
Ⅰ
平成27年11月20日、大相撲の第55代横綱、公益財団法人日本相撲協会の北の湖理事長が逝去された。少々、自分語りをお許しいただくと、相撲部屋のある街に育ち、現在も生活をし
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