時代も求める健康経営

土屋正憲
(つちや・まさのり 中小企業診断士)


 最近、健康経営という言葉を時々耳にしますが、その内容と取り組み方について教えてください。 健康経営とは、職員の健康を重要な経営資源と捉え、健康増進に積極的に取り組む経営スタイルのことです。

1 健康経営に取り組む背景

 従来は、健康管理は職員本人の責任ということが経営の考え方の主流でした。しかし、健康の増進が活力ある働き方を実現させ生産性向上や優れた人材を集める条件としても有効であることが分かり、健康経営に積極的に取り組む事業者が増えています。
 また近年では、欠勤や休職、あるいは遅刻・早退などで職場にいないため業務に就けない状態である「アブセンティズム」よりも、出勤しているにも関わらず心身の健康上の問題により充分なパフォーマンスが発揮できないうえに、作業ミスや

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