公益法人会計検定2級、合格率は34%
出題方式がCBT方式に

公益法人会計検定試験2級(第6回)が昨年10月から11月に実施された。本試験は公益法人や一般法人の会計・経理事務に携わる実務担当者を主たる対象に、その技能向上を目的に弊社が独自の理念と方針に基づいて実施しているものである。今回から出題形式がCBT方式となり、従来1 日限りで実施されていた試験が、約2か月間にわたって受検可能となった。本試験は、京都大学名誉教授・元公認会計士試験委員の藤井秀樹氏が監修者、青山学院大学大学院教授・内閣府公益法人の会計に関する研究会参与の古庄修氏が委員長を務めている。受検者数は108名、うち合格者が37名(合格率34%[小数点切捨])。また、2 月10日に合格発表を行い、受検者は試験サイトのマイページから合否を確認できる。以下、試験についての詳細を掲載する(編集部:岩見翔太)。
【公益法人会計検定試験とは】
昭和46年7 月に、現在の試験の前身であり、国内初となる公益法人会計に関する資格試験「公益法人会計技能試験」第1 回が開催された。公益・一般法人に強く要請されている会計熟練者の養成を目的とし、公益認定要件でもある「経理的基礎」の向上に資するため、約半世紀にわたって実施されている。試験はCBT方式で開催され、記述式から仕訳、精算表の作成等が出題される。
【試験委員(抄)】
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