【特集】いま、知っておきたい公益・一般法人の「寄附」
もらったモノ別寄附の会計処理ガイド

内野恵美
(うちの・めぐみ 公認会計士)

寄附はお金だけとは限らない。小切手や文房具、土地といったモノもあり、それは贈り手の想いで変わる。あらゆる寄附に対応するための会計処理をガイドしていく。 多くの場合、寄附は金銭(現金または預金)が寄附者から寄附先の団体へ移動することによってその目的が達成される。しかし寄附されるものは金銭ばかりではなく、有価証券、物品、固定資産のこともあり、事業の用に供する方法は多岐にわたる。本稿では、このようなモノ別の寄附の会計処理について説明する。

Ⅰ 基本的な会計処理

1 共通的事項

⑴ 寄附の収益認識
 寄附は支出する側に任意性があり、なおかつ対価性のない経済的利益の供与である。このように財貨や役務の提供がないことから、収益(受取寄附金等)の認識(計上仕訳)は、寄附さ
                           

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