【解説】直近の法改正に対応した就業規則見直しポイント
2018年11月01日
石川征郎
(いしかわ・ゆくお 中小企業診断士)
(いしかわ・ゆくお 中小企業診断士)
就業規則はメッセージ
就業規則は、法人と職員が、共に納得する職場ルールを明文化し、職員にこのように働いてほしいというメッセージを発し、職員に生き生きと高いモチベーションで働いてもらうために作成するものである。就業規則は、常に変化する雇用環境、それに合わせて行われる労働関連法令改定、その変化に対応した経営方針に基づき、常に見直しする必要がある。
労働法は労働者保護に重点が置かれている。法令は遵守しなければならないが、経営の観点で労務リスクを最小に抑える道を探らなければならない。
昨今の雇用環境の変化と、法改正の動きを見据えながら、経営の観点で、就業規則をどのように見直すべきかについて解説していきたい。
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