第13回 関係づくりのファンドンレイジグ戦略(その1)
2018年04月24日

堀田和宏
(ほった・かずひろ 近畿大学名誉教授)
(ほった・かずひろ 近畿大学名誉教授)
はじめに
第10回(本誌2018年1月1日号)で指摘したように、すでにファンドレイジングの視点は顧客志向に倣う寄附者志向に移行している。寄附する人に関する顕彰、返礼・イベント、組織への参加、組織の支配などを認めるファンドレイジング戦略、寄附する人の同情心、慈悲心、正義感、公共心(周りの人たちとの共益、あるいは社会全体の公益)に訴えるファンドレイジング戦略、寄附の利便性を考慮に入れて寄附する人に効率的かつ有効に伝わるような各種の訴求方法や訴求媒体を用意するファンドレイジング方法などのマーケティング志向である。しかし、このような寄附者志向のマーケティングはリレーションズ・マーケティングというべきものであるが、今回明らかにする関係づくりファンドレイジングはそのリレー
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