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　４月24日、内閣府公益認定等委員会は、「公益法人会計基準の運用指針の一部改正案」（以下、「改正案」という。）を公表し、同日パブリック・コメントに付した（意見募集は５月23日（水）まで。）。
　公表された改正案は、同日に公表された「平成29年度公益法人の会計に関する諸課題の検討結果について（案）」（以下、「29年度報告書」という。）の項目「2.財務諸表における勘定科目の明確化の検討について」の結論に基づき、公益法人会計基準の運用指針の該当項目について改正したもの。
　改正内容は、「12.財務諸表の科目」及び「13.様式について」において、為替差損益に係る取扱いを明示し、また「13.様式について」において、様式２－３及び様式２－４の正味財産増減計算書内訳表の様式に「他会計振替前当期一般正味財産増減額」