効率的な会議の進め方

日向雅之
(中小企業診断士)


 会議を行っても、なかなか意見がまとまらず、結論も出ない非効率な会議が多くなっています。効率的な会議を行うにはどうすればよいのでしょうか? 日常業務における「労働時間の短縮」や「生産性向上」が叫ばれていますが、時間を多く費やし、効率化できていない業務の代表が会議と言えます。
 例えば、会議という業務自体をコスト算出すると、参加者20人で平均労働時給を2,500円とすれば、2時間の会議では1回当たり10万円ものコストを費やしていることになります。
 ある企業では「働き方改革」の一環として、社内の総会議時間数と総額コストを算出したうえで「生産性の低い会議」に着目し、徹底的に洗い出しを行いました。その結果、なんと年間会議回数の約4割、延べ会議時間数の約5割が削減できたそうです。
                           

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