こんな職場はダメだ!! 適正な『経理環境構築』のポイント
現金及び現金同等物の管理と運用

多田恭章
(ただ・やすあき 税理士・社会保険労務士)

現預金や小切手、また切手や商品券などの現金同等物を厳格に管理することは、法人を正しく運営するうえで非常に重要である。杜撰な管理が不正や経理ミスのリスクを高めることになる。ここでは、横領事件の実例を紹介しつつ適切な管理体制について考察していく。

はじめに

 法人が日々の業務を遂行する上で、現預金の管理は極めて重要である。また、小切手や収入印紙、切手、商品券など容易に現金化できる現金同等物についても、現金同様に厳格な管理が求められる。こうした現預金や現金同等物の管理が杜撰な場合、従業員等による横領などの不正行為が行われるリスクは高くなる。
 本稿では、現預金、小切手、現金同等物について、実際に起きた横領事例なども紹介しながら、適切な管理体制について考えていきたい。

この記事はシェアコモン200利用法人限定です。

利用法人の方は、下記からログインしてください。
シェアコモン200のサービスについて、詳しく知りたい・登録したい方はお問合せください。

ログイン

無料登録いただくと、公益・一般法人に関する無料登録の方限定記事や
各月の作業内容をつかめる実務カレンダーがお読みいただけます。

  1. 公益法人・一般法人に特化した専門書籍を10%オフで購入できます!
  2. 最新の法改正に関するセミナーなどの情報を受け取れます!
  3. よくある相談と専門家の回答をメールにてお届けします!
無料登録はこちら