クラウドファンディング利用による会計処理
2020年12月14日
衣目成雄
(ころめ・なるお 公認会計士・税理士)
(ころめ・なるお 公認会計士・税理士)
- CATEGORY
- 会計実務・クラウドファンディング
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- はじめに
- Ⅰ そもそもクラウドファンディングとは何か
- 1 投資型クラウドファンディング
- 2 投資型のうち、ファンド型・株式型における公益法人・一般法人の制約
- 3 非投資型クラウドファンディング
- Ⅱ 資金調達側の会計処理
- 1 投資型クラウドファンディングの場合
- 2 非投資型クラウドファンディングの場合
- Ⅲ 資金提供側の会計処理
- 1 投資型クラウドファンディングの場合
- 2 非投資型クラウドファンディングの場合
- 最後に
はじめに
公益法人・一般法人のファンドレイジングとして、クラウドファンディングは代表的なものとして挙げられる手法である。しかし、一方でこの資金調達側である公益法人・一般法人の会計処理は、特段明示されているものがないため、会計処理を行う者としてはどのように会計処理を行えば適切なのか不明である。また、様々な理由で資金提供側となった場合の会計処理も特段明示されたものはない。そのため、この場をお借りして、私見ではあるが、クラウドファンディングの会計処理について、まとめていきたいと思う。
なお、本稿における勘定科目等は、すべて筆者の個人的見解であり、内閣府公益認定等委員会や日本公認会計士協会といった会計基準等の設定団体がクラウドファンディン
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