【景気短評】トランプ政権の経済政策の影響
2018年12月06日
門多 治
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
(かどた・おさむ 日本経済研究センター特任研究員)
トランプ氏が1月20日に米国第45代大統領に就任し、その経済政策の姿が少し見え始めてきている。彼の動きが今後の米国景気に影響し、それがひいては日本の景気にも影響を与える。今回は日本の代表的なエコノミストがトランプ政権の経済政策の影響をどのように見ているかについての日本経済研究センターのアンケート調査の結果を通じてみてみる。
この調査は12月と2月の初旬に同じ設問で行った(ESPフォーキャスト調査〔日本経済研究センターHP参照〕)。回答者は景気予測を行っている民間のチーフエコノミスト約40人である。ここでは最新の2月調査の結果を中心に、一部12月調査とも比較しながら紹介する。
調査では、トランプ大統領の経済政策により、米国の成長率が3~4年先に向けて高まるかどうかと、その理
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