【景気のゆくえ】感染拡大が経済の供給面に及ぼした影響
2021年02月24日

林田元就
(はやしだ・もとなり 電力中央研究所上席研究員)
(はやしだ・もとなり 電力中央研究所上席研究員)
一般に、一国の経済成長は実質GDPの成長率で捉えられ、総需要と総供給の両面から分析される。需要面からの分析では、民間消費や設備投資といった需要項目のうちどの項目が実質GDPの成長に貢献しているかという観点から分析が行われる。一方、供給面からの分析では、企業が保有する資本設備や家計が提供する労働などの生産要素、各経済主体が利用可能な生産技術(全要素生産性)を有効に活用した場合の生産能力はどの程度かという観点から分析が行われる。マクロ経済学では、この生産能力のことを潜在GDPと呼び、その伸び率である潜在成長率は一国の中期的な経済成長力を示す指標として用いられる。また、潜在GDPに対する実質GDPの乖離率はGDP(需給)ギャップと呼ばれ、マクロ経済の短期的な好不調を判断したり、物価の先行きを予測
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