内閣府公益法人会計研究会の「令和2 年度報告書」の解説
2021年09月11日
村山秀幸
(むらやま・ひでゆき 公認会計士・税理士)
(むらやま・ひでゆき 公認会計士・税理士)
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- 会計・内閣府研究報告
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
はじめに
令和3 年3 月19日、内閣府公益認定等委員会に設置されている「公益法人の会計に関する研究会」(以下、「公益法人会計研究会」という。)は、「令和2 年度公益法人の会計に関する諸課題の検討結果について」(以下、「2 年度報告書」という。)を公表した。2 年度報告書は、今年度の検討事項( 3 項目)のみで構成されている。これらの内容には、現行公益法人の会計処理を変更する項目や事柄はない。よって、公益法人の会計実務にとって、規範的・義務的な内容をほとんど有しておらず、今年度又は次年度の会計実務を変更したり、実務への影響があるものではない。したがって、多くの公益法人、移行法人の実務担当者からは、特に2 年度報告書を読んで把握しておく必要
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