“非営利”に特別な価値はありますか?

吉田忠彦
(よしだ ただひこ 近畿大学教授)
 
1959年京都市生まれ。近畿大学大学院博士課程修了。近畿大学豊岡短期大学専任講師、助教授を経て、現職。(一財)社会的認証開発推進機構理事長、(公社)非営利法人研究学会副会長を務める。元大阪府公益認定等委員会委員。著書に『非営利組織論』(共著、有斐閣)、『地域とNPOのマネジメント』(編著、晃洋書房)など。 気がついた時には自分の勤務先の大学の図書館のスタッフが若い人たちばかりになっていた。自分が学生だった頃の図書館はけっこう年配の人たちが多かった。他の大学図書館も似たような様子だ。気になってあまり足を運ばない地域の図書館のいくつかを見てみたら、やっぱり似たような雰囲気になっていた。
 指定管理者制度をきっかけに図書館業務への民間企業の参入が進行しており、それが大学図書館にも及んでいる
                           

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