企業型DCと退職金制度の違い

谷内陽一
(たにうち・よういち 社会保険労務士)
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I 退職金・企業年金の仕組み

 バブル崩壊以降、長らく「時代遅れ」「お荷物」とされてきた退職金・企業年金は、令和に入ると、空前の人手不足や年金・雇用法制の相次ぐ改正を背景に、優秀な人材の確保・定着のためのツールとして再び注目を集めている。そこで退職金・企業年金の中でも「確定拠出年金」について、公益・一般法人における導入時の留意点等について解説する。
 退職金は、従業員が退職するときに企業から一定の金額を支払う、わが国独自の労働慣行である。また、企業年金は名前に「年金」と付いているものの、その実態は退職金の分割払で、近年は両者を併せて「退職給付制度」とも称する。
 わが国における退職金・企業年金の導入状況をみると、2000年代以降は減少の一
                           

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