【公益特報】長期金利上限1.0%容認
国債金利に与える影響

金融政策修正の影響

 日本銀行は2023年7月28日、金融政策決定会合で長期金利操作(イールドカーブ・コントロール:YCC)の修正を決めました。長期金利の上限0.5%を柔軟に運用して1.0%までの間で推移することを容認することとなります。公益法人では国債による運用が多いと思いますので、今回の政策修正が国債にどのように影響するか解説します。

国債金利とYCC

⑴ 国債金利の決まり方
 国債の「利率」はその国債を発行(入札)する時の市場動向によって決まり、「利回り」は購入価格の変動により調整されます。国債金利は一般に国債の「利回り」を指しま す。「利回り」は「利率」と異なり、受け取る利子だけでなく、購入額と償還額(または売却額)との差額も含みます。
 例えば
                           

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