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全国の委員に参考にしてほしい 5 つのこと

 　このたび、当初の予定通り、前年の 2 年を委員長代理、後半の 2 年は委員長として携わり、大阪府の公益認定等委員会の委員を 2 期 4 年で終えた。
　認定法は国の公益認定等委員会や地方の合議制機関が行政庁をチェックする役割も明確に出ている法律である。内閣府と大阪府の委員を共に務め、大阪府には歴代の委員や事務局が積み上げてきたものもあり、とてもよい特徴があった。自ら留意したことも含めて、他の地方の委員の方々にも参考になるのではないかと思い僭越ながら紹介したい。
　第 1 に、「合議制」機関を貫いたことだ。無意識のうちに日本的な意思決定が「全員一致」にすり替わっていることがある