Webスキミング被害時も報告が義務化

 本年 4 月 1 日、「個人情報保護法規則及び個人情報保護法ガイドライン」が施行された。主な改正点としては、Webスキミングによる情報漏えい時の報告が義務化された。これにより、社内規程等を見直す必要性がある。以下に、個人情報保護法に精通する弁護士の齊藤圭太氏のコメントを掲載する(編集部:岩見翔太)。  昨年11月、全国で初めて「Webスキミング」が摘発されたという報道がありました。「Webスキミング」とは、正規のWebサイトやECサイト上に不正なプログラムを埋め込ん で、利用者が入力した個人情報を盗み取る手法をいいますが、個人情報保護の観点からも、対策の強化が必要でした。   個人情報保護委員会が公表している「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン (通則編)」(以下「本ガイドライン」とい
                           

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