第1回  日光浴浴びる時間はどれくらい

和田高士
(わだ・たかし (一社)日本生活習慣病予防協会副理事長・東京慈恵会医科大学客員教授) 

日光浴の歴史

 大正・明治生まれの人にとって、大変恐れられていた病気は結核でした。当時は治療薬が存在せず、治療方法といえば、空気感染からの隔離と日光浴だけ。隔離といっても結核療養所(サナトリウム)へ入所することでした。結核菌は日光の中の紫外線には弱いため、日光浴が推奨されたのです。そして日光浴が健康によいという意識を植え付けたのが、この時代でした。その後、抗結核薬ストレプトマイシンの発見を発端に、急速に結核患者数は激減していきました。
 しかし現代は、日焼け対策が注目され、化粧品業界では紫外線予防、美白効果の商品開発が進みました。そこで現状での日光浴の効果と害をとりまとめてみまし

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