監事監査を事務局が活用するには
2023年03月08日

山下雄次
(やました・ゆうじ 税理士)
(やました・ゆうじ 税理士)
- CATEGORY
- 法人運営
- 対象法人格
- 公益法人・一般法人
- 対象職位
- 管理職
そこで今回、事務局として知っておかなければならない監事監査の基礎知識について、自らも監事として公益法人の監事監査を行っている税理士の山下雄次先生にうかがいました。ぜひ本記事をお役立てください。
(聞き手・構成 斉藤永幸)
I 監事監査とは間違い探し!?
━━━監事監査では何をされていますか?山下 まず、監事監査とは、出来上がったものを確認する、ということです。つまり事務局が揃そろえた資料を元に、業務内容や会計の内容を確認し、疑問があれば「なんでそうなっているのか」を確認していきます。私の場合、この監事監査は半日ほど時間をかけて行っています。 1 時間くらい説明を聞いて、 2 時間くらい確認を行う、といった感じでしょうか。
そして監事監査は大きく 2 つに分かれています。 1 つは会計監査です。これは決算内容を確認して、数値から問題点を確認する作業です。もう 1 つは業務監査です。これは事務局から今年どんなことをしたのかを確認し、団体の趣旨として間違っていないか、などを確認していきます。
━━━定められた範囲はあるのですか?
月刊公益オンラインとは
財団法人・社団法人に特化した支援プログラム"シェアコモン200"の利用法人様向け実務専門誌『月刊公益』の記事を中心に、公益・一般法人に関するニュースや専門家による解説などをお届けする情報配信プラットフォームです。
詳しくはこちら
無料登録のご案内
「月刊公益オンライン」に無料登録すると、登録の方限定の記事をご覧いただけるなど、実務に役立つさまざまな特典をご用意しております。

限定記事や
実務カレンダーが読めます!
「月刊公益オンライン」の無料登録の方限定記事や各月の事務局の作業内容がつかめる「実務カレンダー」をご覧いただけます。

最新の法改正に関する
セミナーなどの情報を受け取れます!
公益認定法改正など、最新の法改正とその対応に関するセミナーをはじめ、公益・一般法人の運営に必要な知識を深めることができる講習会の情報をお受け取りいただけます。

よくあるご相談内容をピックアップして
メールにてお届けいたします!
よくあるご相談内容に弁護士や税理士などの専門家が回答するQ&A集を、メールにてお受け取りいただけます。日々の業務のお困りごとや疑問解決にお役立てください。

公益法人・一般法人に特化した専門書籍を
10%オフで購入できます!
月刊公益オンラインを運営する公益法人協会では、社団・財団法人のための出版物を多数発行しております。無料登録いただいた方は、通常価格から10%割引でご購入いただけます。